マンスール監督の第2作。頑固で保守的な父親と娘たちの一家を描き、パキスタンにおける女性差別の現状を告発した作品。また同じイスラム教徒でもスンニ派とシーア派ではまるで考えが違うことが描かれる。歌やダンスを盛り込んだ娯楽性に富んだ語り口で、宗教上のタブーに挑んだ力作。福岡観客賞受賞。
2011(パキスタン=インド)(監)(脚)(美)ショエーブ・マンスール(撮)スレーマーン・ラッザーク(音)バーキル・アッバース(出)フマイマ・マリク、マンザル・サハバーイー、シャフカト・チーマー
(映画紹介より)
もはや不条理ギャグのレベルだがパキスタンではこれに近い現実があるのだろうか?
★★★☆