「自殺サークル」「夢の中へ」の鬼才・園子温監督が、近親相姦や児童虐待を題材に、ひとりの女の歪んだ愛の行く末を華麗かつ淫靡に綴る禁断のエロティック・ミステリー。小学生の美津子は実の父親・剛三に犯され続けていた。しかし、それが忌むべき近親相姦と自覚することはなく、ただ心だけが壊れていく。妻・小百合は、そんな夫と娘の関係に激しい嫉妬覚え、娘への虐待を繰り返す――。一方、倒錯したエロスの世界を描く車イスの人気女流作家・三ッ沢妙子。新たに担当となった編集者・田宮雄二はそんな妙子に気に入られるのだが…。
プロットは素晴らしいが妙子(母親)の演技に狂気が不足している
★★★