浅田飴くうる日記

ELVIS: THAT'S THE WAY IT IS

エルビスが復活ののろしをあげる、最高にカッコいいドキュメント。「ハネムーン・イン・ベガス」などでもからかわれる例の妙ちくりんな衣装は既に完成型にあるが、68年のクリスマスのテレビ・スペシャルで、同時代のロックン・ローラーであることを証明した勢いは未だ継続していて、とにかくそのパフォーマンスの迫力に圧倒される。後にはすっかりそこに安住してしまうことになるラスベガス・インターナショナル・ホテルでのステージの模様を、ファンの熱い声などを拾いつつ、感動的な“明日に架ける橋”の絶唱で締めくくるまで、いっきに見せる。聖なる悪趣味、狂気のマンネリズムに陥る直前の最後の光芒。果実は腐りかける間際が一番旨いものなのか。二年後、「エルビス・オン・ツアー」での彼からはもはや感じられない妖しい魅力で溢れる“キング”の姿を、目に耳に焼きつけて欲しい。
(映画紹介より)
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★★★★
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by cmonkey3 | 2016-07-24 12:06 | 映画 | Comments(0)
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