チェルノブイリ原発事故から12年後、事故現場から数キロ離れた街を舞台にしたドキュメンタリー
残留住民や現場で働く者たちの淡々とした発言がブラックコメディ?と思わせるほどシュール
彼らの共通した恨み言は「何も知らされなかった」、情報さえあればせめて選択の余地があったはず
事故から12年経っても移住の許可がされず電話も水道も無い町で死を待つように暮らす人々がいる
逆に生まれた町で死にたい、と戻ってきた老夫婦の一見平和とも見える生活風景の中に
終末アニメ「風が吹くとき」の現実版みたいなものを感じゾッとした
★★★★